管理人はバックアップ厨なので新しいプリインスコPCを手に入れたらまず最初にHDDのバックアップを取ります。
管理人がノートPCの初期状態をバックアップするときは大抵の場合、HDDを引っこ抜いて別のPCでバックアップしてしまいます。ノートPCのリストアも他のPCで処理して元のPCに付け直したりします。新しいHDDを買ったときも他のPCでフォーマットしたり、CDドライブのないノートPCのクリーンインストールも途中まで他のPCで実行したりしたこともあります。整った環境、使い慣れた環境を使うほうが勝負しやすいので…。
その点からするとUXは困ったハードです。
思いっきり分解しないとディスクドライブへ物理的にアクセス出来ないんでね(w
そんなワケで今回はバッファローから出ている仮想CD/DVD機能付きポータブルHDDを使用してバックアップを取りました。これは元々はCD-ROM/DVDをリッピングして持ち歩いたり保管するために使っていました(単に新たにDVDドライブ買う金をケチりたいという話も…)。
管理人の実行した手順を以下に示します。
- まずポータブルHDDのスイッチを「1」側にします(この設定で仮想CDブートするとHDDにバンドルされたTrueImageLEが起動するようになります)。
- 電源を入れる前にUXへポータブルHDDをUSB接続します。
- ACアダプターをUXに繋ぎます。
- UXの液晶をスライドさせ、キーボードを出します。BIOSメニューに入るためFn+F2キーを押せるようにイメージトレーニングします(UXの電源投入直後は仮想CDドライブを認識しないらしいので、Fn+F11キーで一気にCDブートまで進めないようです)。
※ちなみにUSBキーボードを繋いでだほうが確実です。Fnキーの同時押しも不要だしね。 - 覚悟ができたらUXの電源を入れ、ディスプレイに何かが映ったらもう速攻でFnキー→F2キーと押し込んでいき、すぐ離します。リズムにするとトン♪トン♪パッ!の三拍子という感じ。焦ってキーを連打すると失敗するかもです(もし失敗してWindowsが起動し始めたら「Microsoft Windows へようこそ」画面まで待ってから電源を切ってやり直すのもアリかと)。
- BIOSメニューへ入ったら「Advanced」タブへ移動し、「External Drive Boot」を「Enable」にします。
- 「Exit」タブに移動して「Exit Setup」を選択、変更内容をセーブ、UXを再起動します(仮想CDドライブを認識させるために一旦電源を切るようなことはせず、このまま再起動させます)。
- 再起動するとTIが起動するのでUXのバックアップをポータブルHDDへ作成します。
ポータブルHDD一台でUX本体には何もインストールせずにバックアップできるので便利ですね。特にゼロスピモデルで容量を節約したい人にはオススメかも。とか言いつつ管理人はV2i系のバックアップソフトのほうが使い慣れているのでLiveState Recovery 3.01を一番最初にUXへインスコしましたけど…。
※一旦OSが起動しかけて「ようこそ」画面で電源を切ってからバックアップするとハイバネ領域とかが含まれたバックアップイメージになってファイルサイズが増えるような気がします。ファイル増加が我慢できない人でBartPEとか使いこなせる人はサクッとあぼーんすればよいかと…。